水を使わない環境にやさしいトイレ「ユーリ」販売代理店の有限会社コスト

水を使わない環境にやさしいトイレユーリイメージ写真【特徴１】水を使わない

水洗トイレの問題点

一般的なトイレ（小便器）といえば、使用後も清潔に保つために自動的もしくは手動で水を流してキレイにする、いわゆる水洗トイレです。
しかし、日常的によく使用している「水洗」も、よくよく考えてみると問題点があります。
それはごく単純なことで、「水がなかったら機能しない」ということです。
地球規模の環境の変化が危惧されているのは周知の通り、実際にここ数年日本でも毎年のように「暖冬」「冷夏」「猛暑」などの言葉をニュースで耳にします。
そして例年どおりに「水不足」と叫ばれています。深刻な水不足というのは近年あまり耳にしませんが、深刻な場合にはもちろん給水制限も考えられるでしょう。
そんなことになったら、水を使うことを前提にした水洗トイレには大きな痛手です。

水を使わない

しかし、その水不足になる原因は、水洗トイレにもあったのです。
水不足になった原因をよく考えてみると、
①雨量が少ないので貯水量が少ない
②貯水量に比べて水の使用量が多すぎる
の２つになりますが、水洗トイレは水を使用するため、②の一因として考えられます。
普段あたりまえに水洗トイレを使っていますが、実はこの水は節水できるのでは…？
もし、水洗トイレが毎日使う分の水を、使わずに貯めておけば、そもそもそんな水不足にならなかったのでは…？
その可能性は十分にあります。
つまり、水洗トイレは水資源の保護にはあまり適していないトイレであるとも言えるでしょう。
では、水資源の保護に適したトイレとは何か？　こうして生まれたのが水を使わないトイレ「ユーリ」です。

【特徴２】ユーリの構造　ートラップー

液体でフタをする

ユーリの排水口の中には特殊な青い液体【ユリロック】が詰められています。
このユリロックは、尿や水よりも軽く、尿や水の上に浮く性質を持っています。サラダドレッシングが油分と水分で分離しているのを想像していただければイメージしやすいでしょうか。
ユリロックは必ず尿の上に覆いかぶさっているため、尿が発するニオイを完全にシャットアウトし、捕らえて放しません。
このユリロックを効率的に利用した仕組みが「トラップ」という、水を使わずニオイを封じ込める、ユーリ独特の構造です。

トラップ　ユーリの構造

トラップの中に流れ込んだ尿は、フタのようになっている【ユリロック】をそのまま通り抜け、【ユリロック】の下に溜まります。
溜まるといっても、トラップ内はすでに【ユリロック】と尿で満たされていますので、お風呂に入ったとき湯船からお湯があふれるように、液体である尿も押し出されます。ですが、右上図をよくご覧下さい。尿は外側にあふれるのではなく、中心部で一段低くなっている管へと流れ込むのです。
このトラップの仕組みのおかげで、尿に完全なフタをかぶせつつ、尿だけを排出することが可能になりました。

【特徴３】ニオイを防ぐトラップ構造

ニオイの原因

トイレ（小便器）のニオイの原因は主に、アンモニアです。
アンモニアは、便器に付着している雑菌が尿の中の尿素を分解することで発生します。
このニオイが発生する場所は、ほとんどが排水管の中です。従来の水洗トイレ（小便器）は尿を多量の水で洗い流すという仕組み上、簡単なフタはつけられても、ぴったりと閉まったフタをすることはできませんでした。そのため、ニオイを完全に防ぐことは難しかったのです。

ニオイを防ぐ

ユーリのトラップ構造なら、まさにぴったりと閉まったフタです。
トラップの中の特殊な青い液体ユリロックならば、液体の柔軟性で、排水管の中でまんべんなく伸びたフタのようになりつつ、尿や水をスムーズに通り抜けさせ、ニオイを完全に防ぐことが簡単に可能となりました。
また、トラップ構造は空気と尿を触れにくくするため、雑菌を繁殖させにくいという側面もあり、従来のトイレと比べ清潔に保ちやすくなっています。

【特徴４】コストのメリット

コストのメリット

ユーリの最大の特徴は、水を使わないことです。
つまり、水道料金がかかりません。
ユーリはメンテナンスの際に微量の水を使うのみなので、トイレの維持費としての水道料金は、従来の水洗トイレ（小便器）に比べ格段に安くすることができます。

新築はさらにおトク

また、新築の建築物にユーリを導入する場合は、更におトクなメリットがあります。
まず、ユーリは給水の必要がないため、一般的な水洗トイレ（小便器）には必須な給水用の配管は、一切必要ありません。
近年の水洗トイレ（小便器）には必ずついている水を流すためのセンサーも、ユーリには必要がありませんので、センサー本体、施工費、電気代、そしてそれらに掛かる修理代まで、丸ごと節約できます。

【特徴５】CO2の排出量を削減

CO2（二酸化炭素）の排出を大幅に削減

ユーリは、従来の水洗式小便器に比べ、水を使わないのでCO2（二酸化炭素）の排出を大幅に削減できます。
水１リットル節約すると、0.58ｇのCO2排出を抑える事ができます。
水は配水前（浄化場）と排水後（下水処理場）、2回の浄化処理をされます。そしてそのたびにエネルギーが必要であり、さらにエネルギー消費の際にCO2が、必要になります。

他社製品Ａ（3.5リットルタイプ）： 3,227.7 kg
他社製品Ｂ（2.4リットルタイプ）： 2,213.28 kg
他社製品Ｃ（1.5リットルタイプ）： 1,383.3 kg

ユーリを使用することにより上記のCO2排出量を削減する事が可能です。(環境家計簿から参照）

【特徴６】掃除が簡単

掃除が簡単

トラップ構造など高機能な仕組みを内包しているユーリですが、その掃除は意外と簡単です。
日常的には、日に一度程度、ワックスが入っている洗剤ユリクリーンをユーリの内側と外側に吹き付け、乾いた布で拭いていただければ終了です。
凹凸がないデンマークの洗練されたデザインなので、掃除の手間も時間も掛かりません。
掃除の時間が節約できコスト削減に繋がります。
そして、ユリクリーンには尿を弾くワックス効果や抗菌効果がありますので、水を使った掃除は一切必要ありません。
また、２ヶ月から半年に一度ほど、トラップ内の特殊な青い液体ユリロックを交換する必要があります。
およそ10000回ご使用いただいたころ、排水口のカバー部より普段は隠れていて見えない青いユリロックが見えてきますので、それを目安に交換していただきます。この交換作業も、意外なほど簡単に行なうことができます。